石射太郎山[いしいたろうやま]~高宕山[たかごやま](千葉県君津市)
石射太郎山(いしいたろうやま)と高宕山(たかごやま)は千葉県君津市にある千葉の名山で、後者の 高宕山は関東百名山に選定されている。 千葉は低山しかないが、ここのコースでは房総の山深さを感じられる眺望を楽しむことができる。 だらだらと同じ景色の中を進むのではなく、梯子あり、ロープありの変化に富んだ行程が嬉しい。
旅・冒険・探検好きです。道や隧道や歴史の知識は全くありません!
石射太郎山(いしいたろうやま)と高宕山(たかごやま)は千葉県君津市にある千葉の名山で、後者の 高宕山は関東百名山に選定されている。 千葉は低山しかないが、ここのコースでは房総の山深さを感じられる眺望を楽しむことができる。 だらだらと同じ景色の中を進むのではなく、梯子あり、ロープありの変化に富んだ行程が嬉しい。
千葉県大多喜町にある、麻綿原高原(まめんばらこうげん)と言えばあじさいで有名なスポットだが、この麻綿原高原にある初日山から房総最後の原生林と呼ばれている清澄山塊を北上して、君津市黄和田畑七里川温泉付近にある石尊山(せきそんさん)まで抜ける縦走路がある。 このルートは過去30名ものハイカーが同時に大量遭難するといった事件でも有名になった登山道で、現在では事件を受けて幾分か歩きやすいように整備されている。
追原(おっぱら)集落は元々は江戸時代中期くらいから集落を形成し、1967年にはすべての住民が小櫃川を挟んで東側にある札郷集落へと移転し、棄てられた村となった。 過去にはダム建設の話も持ち上がったが、追原の自然を愛する人々の活動により、水没を免れた。 少し前までは、道路沿いにある吊り橋を渡り、比較的容易にアクセス出来たが、現在では吊り橋の老朽化により、全面通行止めとなっている。
知人のS氏に”山中に三角点があるようだがひとりで行くのに不安がある”との相談を受けた。 S氏は三角点や水準点を求めることを最近のライフワークとしている。 人生においては大先輩であるS氏だが、藪漕ぎでは私の方が若干優位であるため、先導を引き受けた。 よって、今回は珍しく単独行動ではなくパーティを組んでの山歩きである。
千葉の高塚山というと、南房総市にある標高216mの高塚山が有名だが、今回は全く無名のいすみ市硯集落にある高塚山(地図には名前も載っていない)に登頂してきた。登頂後は東側の湿地帯に降りて激藪を抜け、釈迦谷方面へ抜けた。かなり厳しいコースだったが、ここも昔、誰かが利用していた道であったことは間違いない。山頂にはテレビ中継所と三角点がある。それでは早速、写真と共に行程を記していこう。