【隧道】奥米(おくごめ)隧道(千葉県君津市)

冒険日: 2020/6/18
歩行距離: 500m
標高: -
所要時間: 15分

はじめに

君津市の三島湖に架かる赤い奥米橋を渡ってすぐ南に、奥米隧道はある。
三島湖周辺には、釣具屋が点在し、フィッシャー達で賑わっているが、心霊スポットとしても知られているようだ。
隧道自体は素掘りで距離もある程度あり、隧道好きには非常に楽しめる場所となっている。

それでは早速、写真と共に行程を記していこう。

推奨装備

一般的な服・懐中電灯

記録写真

車でお越しの際には、赤い橋の北側にある地蔵の立っている駐車スペースに車を停めよう。

橋の北側より、奥米隧道を臨む。
印象的な赤い鉄橋だ。

橋上からは、長閑な河の風景が楽しめる。
断崖に茂った緑が、良い雰囲気を醸し出している。
釣りが好きな方は、ボート釣りに訪れても良いだろう。

奥米隧道、北側坑口。

坑内を少し歩くと、すぐに出口となる。向こう側に次の坑口が見える。
この隧道は昭和40年代に途中が崩落し、このように途中が分断されているようだ。

ちょうど分断されているところにも広場があり、駐車することが出来る。
それでは、早速南側の隧道に入ってみよう。

入ってすぐの場所に、見方に寄っては”死人”と読めなくもないいたずら書き?がある。心霊スポットの雰囲気を楽しみたい方は探してみると良いだろう。

坑内は、画像のように大きく左にカーブしている。
カーブの先から車がスピードを出してやってくる場合もあるので、十分に気を付けよう。
割と遠くの車の音が、すぐ近くに感じられ驚くことだろう。

脇に穴があった。この日は十分な装備をしていなかったので、探査は次の機会としよう。

出口が見えてきた。

また穴があったので覗いてみると、ごみが捨てられていた。隧道好きには、このようなマナー違反者は居ないと信じたい。
地面は水没しているので、探査には長靴が必要になりそうだ。

南側出口付近。

南側坑口から、隧道内を望む。赤い色が印象的だ。

南側出口の先の様子。

動画

おわりに

奥米隧道は、俄かに心霊スポットとの噂がたち訪れるのに恐怖している御仁もいらっしゃるだろうが、単純な隧道好きの立場からみれば、非常に美しい造形美を楽しめる。
所要時間もわずか15分程度で散策できるので、ドライブの途中近くを通りかかることがあれば、訪れてみると良いだろう。