冒険日: 2018/9/20 天候: 晴れ 総歩行距離: 665m 所要時間: 30分(撮影時間含む)
マップルの表記が少しおかしいが、赤丸でメキシコ塔と書かれている場所は間違いで、地図左端が正確なメキシコ記念塔の位置だ。
はじめに
日西墨三国交通発祥記念之碑、通称メキシコ記念塔のほど近くに、歩いてすぐ行ける絶景スポット「大波月海岸」がある。私が「小浦海岸」、「小波月海岸」と同じく少年時代より愛するプライベートビーチのひとつだ。象徴的なローソク岩と呼ばれる風化した奇岩があり、写真撮影には最適である。かくいう私も、毎年初日の出を撮影に出かけていた時期もあった。海水浴には不向きなので、景観を楽しむだけにしておこう。
とても短いレポートになるが、写真と共に行程を記していこう。
推奨装備
エントリー~大波月海岸まで・・・一般的な服
記録写真
メキシコ記念塔からいすみ市小池方面に抜ける道路わきに、このような広場がある。この場所から大波月海岸に降りていくことが出来る。
本当にきれいな場所なのでごみは絶対に捨てないでほしい。
夏は草が多いが、かき分けて行けばさほど苦労せず進むことが出来る。
3分ほど歩くと、すぐ向こう側に太平洋が見えてきた。
ここは幾度となく崩壊している橋だが壊れるたびに直されている。行く時期によっては崩落している場合もあるが、崩落していたとしても通ることは可能だ。
潮騒が近づくとブロックで出来た海女小屋?が現れた。昔この辺りに家を構えていた御仁もいたと聞いたことがあるが、この小屋は海女小屋ではなく住居跡なのかもしれない。いずれ誰かに聞いて明らかにしたい。
小屋内部の様子。木々が生い茂っている。
ここから下に降りればすぐ大波月海岸だ。ここはロープなどはないので、慎重に降りて行こう。
以下3枚は一眼レフ撮影の為画質が良い。
かなり大きく崩落している。いずれここの岩山もすべて無くなってしまうだろう。
向こうの海中にそびえる奇岩がローソク岩だ。このローソク岩も年々風化により徐々に削られている。いずれは、小浦海岸のアーチのように完全になくなってしまうことだろう。
大波月海岸付近のドローン空撮
おわりに
大波月海岸の見どころは何といってもローソク岩であろう。夏は2つの奇岩の間からの日の出、冬はローソク岩から右側の水平線から登る大きな太陽を、ぜひその場に立って、貴方の目でご覧いただきたい。(現在、過去に撮影した画像を探し中)
最後にこれらの海岸は、私にとってとても大切な場所なので、ごみ等の放置は絶対にやめて欲しい。貴方が綺麗だと思った風景を、違う誰かが綺麗だと思うために、素晴らしい景観を一緒に守っていこう。